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お尻の症状、放置していませんか?|軽視されがちなサインに潜む病気と早期対応の大切さ

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お尻の症状に潜むサインを見逃さないために

お尻に関する症状は、多くの方が「ちょっとした違和感」として捉えてしまいがちです。しかし、その軽視が後に思わぬ病気のサインだったと気づくケースも少なくありません。日常生活の中で、ふと感じる違和感や出血、かゆみ、痛みなどがある場合は、一度立ち止まって体の声に耳を傾けることが大切です。

「恥ずかしい」「大したことない」気持ちが落とし穴に

肛門の症状は、場所柄どうしても受診のハードルが高くなりがちです。「人に言いにくい」「診察されるのが恥ずかしい」と思ってしまう方も多いでしょう。しかし、その気持ちが症状の放置につながり、結果的に病状の進行を招いてしまうこともあります。

初期症状で気づければ、短期の治療で完了することも

たとえば、痔や肛門周囲膿瘍などは、早い段階での診察と治療によって、短期間で改善が期待できる疾患です。逆に、出血や腫れなどのサインを長期間放置することで、慢性化や手術が必要となるケースに進行することもあります。

こんな症状がある方は早めの相談を

次のような症状に思い当たる場合は、なるべく早く専門の医療機関へご相談ください。

  • 排便時に出血がある
  • お尻のまわりにしこりや腫れを感じる
  • かゆみやヒリヒリする違和感がある
  • 長時間座っていると痛みが出る
  • 便に血が混じっている
  • お尻の奥に圧迫感や重さを感じる

こうした症状は、痔核(いぼ痔)や裂肛(切れ痔)など、比較的よく見られる疾患の可能性もありますが、まれに大腸がんや直腸がんなど重大な病気の初期症状として現れることもあります。

お尻の症状とあわせて、腹部全体に違和感がある方や、痛みの場所がはっきりしない場合は、こちらの記事(腹痛の種類と受診の目安について)も参考になります。

お尻の出血は「痔」だけじゃない?

お尻からの出血と聞くと、まず「痔」を連想される方が多いかと思います。実際、日本人の多くが一度は痔の症状を経験するといわれるほど身近な疾患です。

しかし、痔だけでなく、出血を伴う疾患には「直腸ポリープ」「潰瘍性大腸炎」「大腸がん」なども含まれます。見た目や症状だけで判断するのは難しく、専門の診察が必要です。

放置しやすいけれど、進行しやすい肛門疾患

痔核や裂肛などの肛門疾患は、初期は軽度の痛みや出血で済むことが多く、「市販薬で様子を見よう」と自己判断しがちです。しかし、生活習慣や排便習慣の影響を受けやすく、悪化すると手術が必要になることもあります。

痔の原因や治療法については、当院の特設ページでも詳しくご紹介しています。

痔の診療についての解説バナー

「プライベートな悩み」こそ安心できる環境で相談を

「お尻の診察」と聞くと、多くの方が恥ずかしさや不安を感じるのは当然のことです。だからこそ、安心して相談できる環境の整備が重要です。

当院ではプライバシーと快適さを両立した診療環境を整備

当院では、プライバシーに配慮した個室型の診療室を完備し、診察時も安心して受診いただけるよう配慮しています。受付から診察、処置までの動線もスムーズで、外来の方との接触も最小限に抑えています。

プライバシーへの配慮や診療体制の工夫については、こちらでも詳しくご紹介しています。

診療環境とプライバシー配慮についてのバナー

「血便=がん」とは限らないが、油断は禁物

血便は非常に不安になる症状ですが、すべてががんにつながるわけではありません。実際には痔や一時的な炎症などによる出血も多く見られます。

しかし、見た目では出血の出どころを特定できないため、専門的な検査(大腸カメラなど)が推奨されます。特に中高年層で血便が見られる場合は、念のための受診が重要です。

血便に関する情報は、マンガ形式のページでもわかりやすく紹介しています。

血便の注意点と検査に関するマンガ

当院の診療体制とサポートについて

当院では、肛門疾患に関する幅広い診療を行っております。痔核や裂肛などの一般的な疾患から、痔ろう・肛門周囲膿瘍・直腸粘膜脱など、専門的な治療が必要なケースにも対応しています。

また、胃や大腸といった消化器疾患との関連も踏まえ、総合的に判断できる医師による診察を実施しているのが当院の特長です。

診療の流れは?初めての方も安心

初診ではまず、問診票への記入と医師による丁寧な問診を行います。症状の程度やご不安な点などをお伺いし、必要に応じて視診・触診・内視鏡検査などをご提案いたします。

症状の軽重に関わらず、患者様が納得できる形で検査や治療方針をご案内いたします。

早期受診のメリットとは?

「まだ様子を見ても大丈夫かな…」と思っているうちに、症状が進行してしまうことがあります。

早めに受診することで、症状の原因が明確になり、比較的軽い処置で済むケースも多く見られます。また、悪化した場合に比べて費用や通院期間の負担も軽減されることがほとんどです。

市販薬に頼る前に、一度専門医へご相談を

市販薬は一時的に症状を落ち着かせる助けになりますが、原因によっては十分な対処にならないこともあります。「とりあえず様子を見よう」と思って使い続けているうちに、症状が長引いたり強まったりするケースもあるため、心配なときは一度医療機関での診察をおすすめします。

正しい診断と適切な治療によって、安心して日常生活を送ることができるようになります。

受診のハードルを下げるための取り組み

当院では、診察に対する不安や羞恥心を少しでも和らげるため、以下のような取り組みを行っています。

  • 男女別・個別診察体制
  • 予約制による待ち時間の短縮
  • 個室診療スペースの導入
  • 医師・スタッフの丁寧なコミュニケーション
  • 受付から会計までの動線に配慮

「肛門科」という診療科に抵抗を感じる方も少なくありませんが、症状が出ている以上、医療機関での相談は決して恥ずかしいことではありません。あなたの健康と生活の質を守るための第一歩です。

「まだ我慢できる」から「今のうちに相談しよう」へ

症状を感じても、「この程度で病院に行くのは大げさかも」と思ってしまう方が少なくありません。しかし、その「まだ大丈夫」が、後悔につながることもあります。

日常生活に支障がないうちに受診しておくことで、身体的・精神的負担の少ない治療が可能になります。大切なのは、「早めに動くこと」そして「安心して相談できる環境を選ぶこと」です。

当院ではどんな方でも受け入れています

初めての方はもちろん、「何科に行けばいいのかわからない」「これって診てもらえる症状なの?」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。

秋葉原駅から徒歩1分のアクセスで、胃・大腸・肛門の専門診療を一貫して提供しており、各症状に対して適切な検査・治療をご案内いたします。

まとめ|「小さな症状」から守る、あなたの健康

お尻の症状は、軽く見られがちな一方で、放置すると生活の質を大きく左右する問題へと発展することもあります。違和感や出血、痛みを感じたら、それは体が出しているサインかもしれません。

当院では、専門的な知識と最先端の検査体制を整え、プライバシーに配慮した空間で診察を行っています。どんな小さなことでも構いません。気になる症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

あなたの健康と毎日の安心のために。
どんな小さなサインも、決して見逃さないようにしましょう。

お電話でのご予約も可能です
(受付時間:9:00〜17:00)

施設紹介

秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック 千代田区院 >>

ホームページ https://www.akihabara-naishikyo.com/

電話番号 03-5284-8230

住所 東京都千代田区神田佐久間町1-13 チョムチョム秋葉原ビル9階

診療時間
9:00~12:00
14:00~17:30

※予約検査のみ
祝日のみ休診

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