日帰り手術について

日帰り手術とは

日帰り手術とは身体への負担が少ない手術を行うことで、術後の出血などの合併症リスクが低減し、手術当日にご帰宅いただくことが可能です。手術方法、医療機器、麻酔方法など、近年の医療技術の進歩によって、日帰り手術を実施することで最短で術後翌日、遅くとも数日以内にはお仕事も再開していただくことができます。また、薬物療法で思うような治療効果が得られなかった場合でも、手術によって完治を目指すことが可能となります。当院では日帰り手術を積極的に実施することで、患者様のQOL向上に貢献できるように努めておりますので、ぜひ一度ご相談ください。
ただし、日帰りとは言っても、術後の出血などの合併症を起こさずにしっかりと完治させるためには、ご帰宅当日は安静にしていただき、その後も数日〜1週間程度は医師からお伝えする制限を守っていただくようご理解をお願いいたします。

日帰り手術の
メリットとデメリット

メリット

① スケジュールを
調整しやすい

入院は不要ですので、お仕事などでお忙しい方でも手術を受けやすくなります。

② 準備やフォローが
いらない

入院のための準備や術後のフォローが不要となるため、お仕事や学業、子育て、介護などにあまり影響を与えずに済みます。

③ ストレスがない

病室ではなくご自宅でリラックスした状態で安静にしていただくことが可能です。

④ 早期に日常への
復帰が可能

最短で術後翌日、遅くとも数日以内にはお仕事や学業を再開していただくことができます。なお、患者様の症状や既往歴、ご年齢によって再開可能な時期は異なりますので、詳しくは医師へご相談ください。

⑤ 入院費用が
ないので自己負担を
抑えられる

入院費用が必要ないため、経済的にも負担が少なくて済みます。

デメリット

術後に痛みや出血が
あった際の不安

後の痛みや出血をなるべく少なくするために、薬の処方や患部の処置、洗い方などについて、担当の医師よりわかりやすく丁寧に説明いたします。患者様にご理解がない状態で手術を実施することはありませんので、ご安心いただければと思います。また、術後の出血や痛みの症状が現れた際には、速やかにご連絡ください。

日帰り手術を受けて
いただくための条件

当院では、以下の条件に該当する方に限り、日帰り手術をお勧めしております。

  • 医師の診察によって日帰り手術が実施可能と判断される方
  • 当院の治療や手術における注意点に対してご理解をいただける方
  • 手術の翌日にご来院できる方
  • 通院や経過観察を行うために、手術後もご来院できる方

麻酔について

当院では、静脈麻酔と局所麻酔の2種類を併用しております。手術中は麻酔によって患者様がウトウトした状態でリラックスして手術を受けていただきます。したがって、痛みを感じることはありませんのでご安心ください。

日帰り手術後の
通院

受付入院の必要はありませんが、通院や経過観察を行うために、一定期間は手術後もご来院をお願いしております。具体的には、手術翌日の経過観察と患部の消毒、1週間後の経過観察、その後も随時経過観察を行う必要がありますので、ご理解をお願いいたします。

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