診察は痛くないですか？
当院の診察では患者様がなるべく痛みや苦痛を感じないようにするために、痛み止め成分が含まれた医療用ゼリーをたっぷり塗った上で行いますので、ご安心ください。また、診察時間も1〜2分程度で終わることがほとんどです。
診察で恥ずかしい思いをしないでしょうか？
診察ではズボンや下着を脱いでいただく必要はありません。診察台の上で横向きに寝た状態で両膝を軽く曲げたような姿勢を取っていただき、腰のあたりにバスタオルをかけます。ズボンや下着は膝の上くらいの位置まで下げていただければ問題ございません。患者様の身体や精神状態に大きく負担をかけるような診察とはなりませんので、ご安心いただければと思います。
気づいたらお尻に硬いしこりができていましたが大丈夫でしょうか？
血豆のようなしこりでしたら血栓性外痔核の疑いがあります。また、患部に膿がたまっている場合は、痔ろう、肛門周囲膿瘍の疑いがあり、さらに、小さなできものができている場合は尖型コンジローマの疑いがあります。いずれにしても、気になる症状があればなるべく早めに当院までご相談ください。
排便の際に何か脱出するような感覚がありますが、痔でしょうか？
痔の疑いもありますが、その他にも、ポリープ、直腸脱、直腸がんの疑いもありますので、ご注意ください。嵌頓が起こると強い痛みを感じることもあり、また、脱出によって出血や感染症への罹患リスクが高まりますので、なるべく早めに当院までご相談ください。
内痔核を患っていますが、ジオン注射の治療法はどのようなものですか？
脱出を伴う内痔核は、以前は外科手術による治療を行っていましたが、最近ではジオン注射によって効果的な治療が可能となっております。しかし、全ての病院でジオン注射に対応している訳ではなく、患部の適切な位置・深さに適量の薬剤を注射できる高い技術を持つ医師のみが対応できる治療となっています。
便潜血検査で陽性となりましたが、大腸がんの疑いがありますか？
大腸がんは、便潜血や出血量だけで確定診断となることはありません。また、仮に大腸がんが見つかったとしても、早期発見と早期治療によって日常生活にほぼ影響を与えない形で完治を目指すことが可能です。出血が見られる場合でも、がんが進行していなければ身体への負担が少ない治療法を選択することが可能です。いずれにしても、なるべく早めに医師に相談の上内視鏡検査を受けることをお勧めします。当院では内視鏡専門医も在籍しておりますので、精度の高い内視鏡検査が可能です。
別の病院で痔の手術が必要と言われました。セカンドオピニオンも検討した方が良いでしょうか？
痔ろうは必ず手術による治療が必要となりますが、最近では手術をしなくても痔の治療ができるケースも増えています。当院では、手術はあくまで最終手段として考えており、硬化療法やジオン(ALTA)注射療法など幅広く対応が可能ですので、お気軽にご相談いただければと思います。
肛門の周囲にかゆみがあり、痔の疑いがありますか？
肛門の周囲は、細菌やウイルス、カビへの感染によってかゆみを感じることもありますので、重症化する前になるべく早めに当院までご相談ください。
