アキバ内視鏡お困りQ＆A

「大腸がんって何歳からなりやすいのかな？」
「大腸がんになりやすい人の特徴ってあるの？」

大腸がんになってしまわないか不安を抱えている人は多くいらっしゃるかと思います。大腸がんを検査するためには、肛門から大腸カメラを挿入する必要があるため、検査を避けてしまう方もいます。検査に抵抗感がある方は放置をしてしまう傾向にあるため、気づいた時には既に手遅れになってしまう可能性もあります。

女性がなりやすいがんの種類は、実は「大腸がん」が一番多いのです。そのため、検査をすることで大腸がんを早期で発見したり、定期的な検査で大腸がんを予防することができます。

今回の記事では大腸がんになりやすい人の年齢や、遺伝や生活習慣について詳しく解説をしていきます。

秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニックでは24時間WEB予約が可能になっており、大腸カメラだけではなく、胃カメラや腹部エコーなども予約ができます。また内視鏡治療後（ポリープ切除後）の合併症に対して関連病院で24時間365日対応してますので、安心して検査を受けられます。

患者様のプライバシーに配慮した診療を行っており、少しでも気になる方は是非相談をしてみてください。

千代田区院・24時間WEB予約

大腸がんとは？

まず「大腸がん」がどういう病気なのかについて紹介します。大腸がんは大腸の表面にある粘膜から発生する「悪性腫瘍」です。

大腸がんを治療するためには、手術や抗がん剤治療、放射線治療などが必要になりますが、これらの治療方法は進行がんに進められる治療法です。内視鏡検査によって早期に大腸がんを発見することができれば、「内視鏡治療」にて切除が可能となります。

 

これらの治療法の選択は、腫瘍が出来ている箇所の大きさや形で分けられています。ポリペクトミーとEMRは、「スネア」という金属製の輪を用いて切除をします。ESDでは、専用の電気メスを使用して切除を行います。。大腸がんを早期に発見することで小さい段階で切除をすることが出来るため、身体に負担がかかりにくいです。

 

大腸がんと年齢の関係性

次に大腸がんと年齢の関係性について紹介をします。大腸がんにかかりやすい年齢は何歳からなのか、遺伝と関係しているのか疑問を持っている方に解説をしていきます。

大腸がんにかかりやすい年齢

結論から言うと、年齢は関係しています。主に50代以上になると大腸がんになるリスクは大幅に増加します。

出典：国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」

2019年のデータによると、男女関係なく50代から傾向が増えていることがわかります。そのため、高齢化する前に予防をしておくことも大切です。また50代になる前から定期的に検査をすることが重要になります。

大腸がんと遺伝の関係性

大腸がんと遺伝の関係性ですが、人の遺伝子は2万種類以上あります。この遺伝子が変異することで人体に様々な影響がもたらされます。変異した遺伝子によっては、がんを発症させてしまうことがあります。血族に大腸がんを発症してしまった方は、遺伝子が関係している可能性も有るため注意をしなければいけません。

 

遺伝性大腸がんとは？

出典：大腸癌研究会

遺伝子によって起こりうる大腸がんには「遺伝性大腸がん（リンチ症候群）」という病気があります。リンチ症候群の場合には、大腸がんが50歳未満でも起こることがあるため注意が必要です。。

リンチ症候群は全ての大腸がん発症率の中では5％程と少ないように思えますが、血族に大腸がんになっている人がいる場合は、非常に高い確率で大腸がんになる可能性があります。大腸がんの約30％の患者は遺伝的要因があると考えられていますが、現時点ではその因果関係についてはまだ完全には明らかにはなっていません。

家族性大腸ポリポーシス（家族性大腸腺腫症）

家族性大腸ポリポーシス（家族性大腸腺腫症）は、遺伝子に生まれつき正常の働きをしない遺伝子（病的バリアント）があることによって起こる病気です。この「家族性大腸腺腫症」が見つかった際に、70％の患者は遺伝子の病的バリアントが同時に見つかると言われています。

この家族性大腸腺腫症は「常染色体優性遺伝」という遺伝形式によって遺伝します。この遺伝形式の場合には、両親にこの病気を発症した場合は、50％の確率で遺伝をするため気を付ける必要があります。

遺伝性非ポリポーシス大腸がん（リンチ症候群）

遺伝性非ポリポーシス大腸がん（リンチ症候群）も常染色体優性遺伝によって、50％の確率で子供に遺伝をする大腸がんです。DNAの複製に間違いが発生した際に修復をしようとする遺伝子が変異することで、リンチ症候群が発症する原因になります。通常の大腸がんと同様に、便通に異常や腹痛が症状として現れます。

 

大腸がんの検査は何歳から受けるべき？

大腸がんの検査は「40歳」からが推奨されています。ただし、40歳から推奨されている方は「健康体」である人に限られます。そのため、過去に血便など異常が出た方は早期に検査をすることをおすすめします。

また大腸がんは、「遺伝的因子」と「環境的因子」の2つで起こる可能性があります。そこで、大腸がんにかかりやすい生活習慣を下記で紹介していきます。

 

大腸がんにかかりやすい生活習慣

ここでは、大腸がんにかかりやすい生活習慣について紹介をします。以下で紹介する行動に当てはまる人は、検査をおすすめしますのでご覧ください。

喫煙

出典：国立研究開発法人 国立がん研究センター

1つ目の要因は、「喫煙」です。タバコを吸う人は、吸わない人に対して約1.4倍の発症率となっています。一度タバコを吸った人は、やめた場合でも約1.3倍となっています。このように、喫煙は大腸がんの発生に大きな影響をもたらすと考えられています。

飲酒

出典：国立研究開発法人 国立がん研究センター

2つ目の要因は、「飲酒」です。アルコールの摂取量が2合以上の人は、約2.1倍と飲まない人に比べて倍の確率で発生する可能性があります。2合以上摂取する人は発生率が大きく上がっているため、大腸がんを気にしている方は飲む頻度や量を減らすようにしてください。

肥満

出典：国立研究開発法人 国立がん研究センター

3つ目の要因は「肥満」です。BMIが健康的な方に比べて、30以上ある方は約1.5倍大腸がんのリスクが高くなると考えられています。肥満な方は、大腸がん以外の病気にもかかりやすくなってしまうので気を付けるようにしてください。

食生活まわり

4つ目の要因は「食生活まわり」です。大腸がんになる原因は、バランスが取れていない食生活と関係があると言われています。肉類の摂取量が多かったり、野菜を全く食べない方など偏った生活をしている方は、大腸がんを発症する危険性が高くなるので注意してください。

 

大腸がんの内視鏡検査なら当院へ

ここまで大腸がんについて詳しく解説をしてきましたが、大腸がんの危険性を理解して内視鏡検査をしたいという方は当院にお越しください。

当院では、経験豊富な内視鏡検査の専門医が大腸カメラ検査を行います。全ての消化器科疾患に対応をしています。また、内視鏡検査を行う際は鎮痛剤で痛みを和らげており、苦痛がない状態で検査を受けることができます。そのため、過去に大腸カメラで苦しい思いをした方は、お気軽に当院にお越しください。

また、当院では、内視鏡検査をする際の機材は最新のシステムを導入しております。また、大腸前処置室は、プライバシーを確保できる完全個室をご用意しております。

土日にも対応をしている「秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック千代田区院」にお越しください。

まとめ

今回は、大腸がんになりやすい年齢や遺伝の関係性などを紹介しました。今まで内視鏡検査に抵抗感があった方でも、大腸がんの早期発見について十分に理解をすることができたのではないでしょうか。。

今回ご紹介しました秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック千代田区院であれば、プライバシー保護をしっかりしていて、安心して診療を受けられるのでおすすめです。

秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニックでは、公式サイトからWEB予約だけではなく、LINEや電話でも予約をできるので当院にお越しください。

千代田区院・24時間WEB予約

千代田区医院・LINEかんたん予約

電話でのご予約も9〜17時で承っています。