アキバ内視鏡お困りQ&A

肛門周囲膿瘍の手術はどんなもの?原因や痔瘻との違いも解説!

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肛門周囲膿瘍の手術は、膿瘍の深さや広がりによっては、局所麻酔や麻酔を使わなくても行うことができます。そのため、日帰りでの治療も可能です。肛門周辺の症状は人に相談しづらく、後回しにしてしまいがちですが、他の病気が隠れていることもあります。肛門周囲膿瘍は深いところにあると見逃されてしまう可能性もあるため、信頼できる医療機関に相談しましょう。

秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニックには肛門外科専門医が在籍しており、経験豊富な医師の診察や検査を受けることができます。秋葉原駅より徒歩1分とアクセスも良好です。WEB予約は24時間受け付けており、土日も検査診察を行っています。肛門周囲の気になることについて当院に相談してみませんか。

肛門周囲膿瘍とは?

肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)とは、肛門のまわりに膿(うみ)がたまってしまう状態です。肛門や肛門から少し入った直腸の粘液を分泌する腺から細菌が入り、そこに膿がたまります。

肛門周囲膿瘍の症状は、腫瘍が腫れて赤くなったり、腫瘍やその周辺が痛くなったりします。痛みは人によって様々ですが、強い痛みにより夜も眠れない場合もあるようです。時々発熱が起こることもあります。膿は白黄色や茶褐色であることが一般的です。一方で炎症が治れば、痛みはなく、しこりに触れたり、中の膿が出てきたりします。

肛門周囲膿瘍の診断は、医師による視診や直腸診、大腸カメラ検査や、CT検査、MRI検査、超音波検査などを用いて行われます。比較的浅い部分にできる肛門周囲膿瘍であれば、医師が目で発赤や腫脹を確認し、指で触って大きさや痛みによって診断が可能です。

しかし、肛門周囲膿瘍が深いところにあると、目で見て、指で触ってもわからないことがあります。その場合に、CT検査や超音波検査、MRI検査を使用します。肛門周囲膿瘍の深さや広がり具合をみるために、様々な検査を併用していきます。肛門の病気と思っていたら実は大腸の病気のこともあります。その場合には大腸カメラ検査が必要となります。当院では経験豊富な内視鏡専門医が大腸カメラ検査を実施します。鎮痛剤を使用した検査のため、苦痛や不快感を軽減し、リラックスした状態で受けることができます。プライバシーにも配慮した院内でお過ごしいただけるため、お尻のことを相談するのは恥ずかしいとお考えの方も一度ご来院ください。

肛門周囲膿瘍と痔瘻の違い

肛門周囲膿瘍と似たものに痔瘻があります。痔瘻(じろう・あなじ)は膿がたまっていた部分が管となり、肛門(直腸)と皮膚を繋げてしまっている状態です。肛門周囲膿瘍が自然に破れたり、手術をして膿を排出した後、管ができるためそのような状態になるのです。膿が溜まりすぎると、膿の居場所がなくなり、皮膚に小さな穴を開けて膿を排出しようとすることもあるようです。痔瘻には粘膜下や皮下など浅い部分を通る軽度なものから、肛門あたりの筋肉を複雑に貫いてしまうものまで様々な種類があります。

肛門周囲膿瘍の原因

肛門周囲膿瘍の原因には、生活習慣と、疾患によるものの2つがあります。

生活習慣は、飲酒、温水便座の使用、下痢や軟便、抵抗力の低下などが挙げられます。

飲酒は、冷たいお酒を飲んだり、脂っこいおつまみを食べたり、下痢の原因にもなりやすいため、排泄時に肛門にダメージを与えてしまいます。

また、肛門が綺麗になると思われる温水便座ですが、一方で、ばい菌が入ってしまう可能性もあります。そのばい菌が原因となり肛門周囲膿瘍を引き起こしてしまうこともあるのです。

下痢や軟便、ストレスや疲労によって抵抗力が低下することも肛門周囲膿瘍を引き起こすといわれています。普段の食生活や入浴習慣を見直し、排便コントロールやストレス解消ができると良いです。

肛門周囲膿瘍の原因となる疾患には、クローン病や潰瘍性大腸炎、癌などによるものもあります。そのため、気になる場合は自己判断せず、専門の医療機関に相談しましょう。

肛門周囲膿瘍の手術

肛門周囲膿瘍の第一の治療法は、手術によって膿を出すことです。皮膚の浅い部分にある場合は、局所麻酔などで膿を出すことが可能です。そのため、日帰りでの治療が可能になります。この場合、特に食事制限などは必要ありません。

一方で、深い部分に膿瘍があると痛みが生じやすいため、腰椎麻酔などを使用して膿を排出します。

全身に菌が広がっている場合は、抗菌薬の点滴などを併用して治療を進めていきます。その場合は、4〜5日の入院が必要になることが一般的です。どちらの場合でも、手術後の炎症がおさまると、痔瘻(直腸と皮膚をつなげる管)が形成されます。

痔瘻は、基本的に排膿を繰り返すようになります。自然と塞がることは稀です。痔瘻を治したいと思った場合は根治手術を行う必要があります。根治治療には、痔瘻の管を開いたり、切除したりします。痔瘻によっては排泄機能に影響が出るものもあります。

また、繰り返してしまう場合は、排泄習慣や生活習慣などの見直しや、他の疾患が原因ではないかといったことも含めて治療が必要です。1人で抱え込んでしまうとそれも1つのストレスの原因となります。お悩みの場合は、専門家に一度相談してみてくださいね。

肛門周囲膿瘍かも?と思ったら

肛門周囲膿瘍の原因には、生活習慣によるものと、他の病気が原因になるものがありました

。また、浅いところだけでなく、深いところにできたり、細菌が全身に広まってしまう可能性もあります。

しかし、浅い部分の肛門周囲膿瘍であれば、日帰りで治療ができるなど、すぐにあなたの悩みが解決できるかもしれません。肛門周辺に痛みがあったり、下痢や軟便が続き、肛門周囲膿瘍かも?と思った場合は、一度医療機関に相談をしてみてください。

秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニックは、胃や大腸、肛門と消化器に特化したクリニックです。大腸カメラは月に400件以上実施しており、実績豊富な医師が検査を行います。お仕事で忙しい場合は、土日や早朝の検査も利用可能です。ご予約は24時間受付可能なWEB予約、LINEかんたん予約、電話での予約を承っています。痛みのない生活へ戻るお手伝いができれば私たちも幸いです。

電話でのご予約も9〜17時で承っています。

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