アキバ内視鏡お困りQ＆A

「肛門が痛むのはどんな病気？」

「お尻からの出血が続いているけど、病院に行くのが恥ずかしい」

肛門の痛みを感じたときに、恥ずかしさや戸惑いを感じる方も多いでしょう。

実は、肛門の痛みを放置してしまうと、症状が長引いて更なる激痛を招いてしまうことがあります。加えて、排便しにくくなるといった支障をきたすケースもあるため、違和感がある際には早めに医療機関を受診しましょう。

今回は、肛門に痛みを伴う疾患と、痛みを感じにくい疾患に分けて解説します。

東京駅〜秋葉原圏内をご利用の方で、少しでもお尻に違和感がある場合には、秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニックへお越しください。平日はもちろんのこと、土曜日と日曜日の診療及び検査に対応しており、24時間予約受付中です。

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肛門の中が痛いときに考えられること

肛門の中が痛いときに考えられる疾患は、下記のような腫れや膿といった炎症を起こしている可能性が高くなります。

h3：血栓性外痔核

血栓性外痔核は、一般的に「いぼ痔」と呼ばれています。いぼ痔は、肛門にある静脈の塊が腫れてできたものです。

血管の中に血の固まり（血栓）ができると、しこりと共に肛門の神経を刺激してしまうため、強い痛みを感じやすくなります。

内痔核嵌頓

内痔核嵌頓とは、急激に悪化した内痔核のことです。肛門の外に飛び出した内痔核が締め付けられて、うっ血が悪化します。

そのため、痔核や肛門周辺が大きく腫れ上がり、浮腫みが目立つといった特徴的な症状があります。また、安静時であっても、激しい痛みを伴います。

肛門周囲膿瘍

肛門周囲膿瘍は、腫れ痔と呼ばれることもあり、肛門の周囲にできる膿の塊を指します。

直腸と肛門の境目には、漏斗状に凹んだ歯状線があります。この凹みに汚物が溜まると、炎症が起こり、化膿して膿が蓄積します。

腫れて痛みが強くなると熱がでることもありますが、痔で発熱するのは、肛門周囲膿瘍だけです。

粉瘤

粉瘤は、「アテローム」や「アテローマ」と呼ばれることもあります。皮膚の内側に、袋状の角質や皮脂が蓄積してできた腫瘍の総称です。

溜まった角質と皮脂は袋の外に排出されないため、時間経過とともに少しずつ大きくなります。

なお、粉瘤は身体のどこにでもできます。特にできやすいのは、「顔」「首」「背中」「耳のうしろ」です。数mmから数cmのしこりの中央には、黒点状の開口部があり、強く圧迫すると、臭いを放つドロドロしたネリ状の物質が出てくることもあります。

腫れを伴わない肛門の痛み

肛門の筋肉のみに炎症が起きている場合は、痛みだけを感じて、腫れを伴わないことがあります。

裂肛

裂肛とは、肛門上皮が切れてできる傷のことです。切れ痔と呼ばれることもあります。特に20〜40歳代の女性に多くみられる特徴があり、硬い便や排便間隔が長い便秘の方が発症しやすい疾患です。

なお、肛門が切れた後に下痢が続くと、裂肛が完治しづらくなります。血流が悪くなり、肛門後方が切れやすいところも特徴です。

肛門周囲膿瘍

肛門周囲に、膿が溜まった状態を指します。肛門周囲膿瘍の主な原因は、温水便座の使用時や下痢といった抵抗力が低下している際に、肛門のくぼみから細菌が侵入することです。

筋肉痛

主な原因は、肛門を締める役割の「肛門括約筋」や支える働きをする「肛門挙筋」の痙攣といわれています。別名「肛門挙筋症候群」とも言われることもあります。

突然、肛門の奥の方が締め付けられるような痛みが起こりますが、精密検査をしても異常所見がないところも特徴です。

排便とは無関係なことがほとんどですが、直腸内に便が滞留していると、無意識に筋肉の過剰収縮が起こるケースもあります。

肛門が痛い場合は当院へ

肛門の中が痛いときは、膿が溜まって腫れているケースがあります。早急に検査を行うと、症状の悪化を防ぎ完治までの期間も短縮できます。肛門の中が痛いときは、放置せずにしっかりと治療を行うことが大切です。

秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック（千代田区院）は、秋葉原駅からおおよそ徒歩1分とアクセスに便利な立地です。また、土曜日と日曜日も診療及び検査を行っておりますので、内視鏡検査を検討されている際は、お気軽にご相談ください。

当院の医師は、日本消化器内視鏡学会に所属しております。診療や検査を、内視鏡専門医が担当しておりますので、安心して検査を受けていただけます。

また、検査時には静脈麻酔を使用しております。ウトウトとした眠気を感じながらの検査になりますので、始めて検査を受ける方や痛みに不安がある方も安心です。

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